埼玉県ふじみ野市議会議員団のみなさまが本市の不登校支援の取組に興味を持っていただき、視察に訪れられました。

本市では、多様な状況の不登校の子どもたちに対し、多様な居場所を提供することをめざし、さまざまなアプローチを導入しています。その中でも特に議員の方々からの関心を集めたのが、メタバース等のICT技術を活用した支援策です。

現在枚方市では、公民連携プラットフォームを活用し、メタバース空間での不登校支援を試行実施することで、新しい学びの場の提供や、オンライン上でのコミュニケーションの機会を増やし、子どもたちが安心して自分のペースで学べる環境を整えています。
また、Mincraftというゲームを活用した取組を教育支援センター「ルポ」にて行っており、この取組には「ルポ」からも自宅からも参加することが可能です。
こういったICTを活用した不登校の子どもたちのための居場所作りは、本市がこれまで行ってきたタブレットを活用した取組の延長であると高い評価をいただきました。

またこのような多様な居場所作りの取組を、広く市民の皆様に知っていただくためのガイドも作成しています。
このガイドを見ていただくことで、不登校の子どもたちの状況に応じた居場所としてどのようなものがあるのかわかりやすくなっています。
枚方市子どもの居場所サポートガイド～不登校支援ガイド～はこちらです。

今回の視察を通じて、議員の皆様からも多くの評価をいただき、一層の励みとなりました。
これからも不登校の子どもたちに寄り添いながら、安心して学び成長できる環境作りを進めてまいります。