学校の中に、ほっとできる居場所を。すべての子どもに寄りそう支援
- 公開日
- 2025/07/09
- 更新日
- 2025/07/09
児童生徒課
前回の記事(社会で育てる子どもたちの未来)では、「不登校はダメじゃない」というお話をしました。
今回は、「じゃあ、どうやって子どもたちを支えているの?」という実際の取組についてご紹介します。
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🏫 学校の中にある“もうひとつの教室”
枚方市では、学校に行きたくても行けない、行きづらいという子どもたちのために、
学校の中に「校内教育支援ルーム」という特別な場所を設けています。
ここでは、決まった時間に教室に入れない子どもや、少しずつ学校生活に慣れていきたい子が、安心して過ごせるように工夫がされています。
・一人で落ち着いて過ごせるブースを設けている学校
・みんなで遊べるゲームを用意している学校
・その子に合ったルールでやさしく支えている学校
やり方は学校によってさまざまですが、めざしているのは「安心できる居場所」をつくることです。
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👥 今年度から、全校に専門スタッフを配置!
枚方市では、こうした校内の取組をさらに充実させるために、今年度から全ての学校に「教育支援ルーム指導員」を配置することにしました。
指導員は、子どもたちの気持ちに寄り添いながら、一人ひとりに合った関わり方をしてくれます。
時にはそばに座って静かに話を聞いたり、時には一緒に活動をしたりしながら、子どもたちが「ここにいていい」と思える時間を大切にしています。
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“学校に行く”にもいろんな形があります。
子どもたちが“自分のペース”で歩めるよう、私たちはこれからも、学校の中にやさしい居場所を増やしていきます。