学校日記

主体的に学ぶ子どもを育てるために!先生たちが体験した「PBL型研修」と「思考ツール」の活用

公開日
2026/06/08
更新日
2026/06/08

研修

図書室にて、教職員を対象としたPBL(課題解決型学習)型研修を実施しました 。 

今回のテーマは「大阪府の魅力と課題」 。子どもたちの自律的な情報収集能力を高め、思考を深めるための指導方針について、先生たちが実際にワークショップを体験しながら学びを深めました 。

🔍 「自分で選び、決定する」これからの情報収集指導

研修の冒頭では、「情報の収集と整理」をテーマに、子どもたちが教科書やインターネット、インタビュー、フィールドワークなど、多様な情報源から「自分で調べて選択・決定する」ことの大切さを確認しました 。ネット上の情報の真偽や、生成AIなどの混在する情報を見極める力をどう育てるか、これからの時代に必要な指導方針について熱心な議論が交わされました 

🧠 「思考ツール」でアイデアを可視化・分析

続いて、情報を整理・分析するための「思考ツール」の体験導入が行われました  使われたのは「座標軸」「キャンディーチャート」です 

1. 付箋を使った「魅力と課題」の収集・分類

まずは、各自がピンクや黄色の付箋に「1枚につき1つのキーワード+氏名」を記入し、大阪の魅力や課題をどんどん書き出していきます 

  • 魅力: USJ、たこ焼き、大阪城、551蓬莱、お笑い、交通網など 

  • 課題: 犯罪の多さ、騒音問題、埋め立て問題など 

書き出された大量の付箋は、テーブルに広げられた大きな「座標軸シート」(有名さ×魅力度など)に各自で貼り付けられ、一目で全体像がわかるように「見える化」されていきました 。付箋に名前を書いておくことで、「これはどういう意味?」とお互いに質問や深掘りがしやすくなる工夫も施されています 

2. 目的(ターゲット)に沿った選定と根拠づけ

次に、「沖縄の大人が大阪に行きたくなる魅力3選」という具体的な目的を設定  「自分たちが良いと思うもの」ではなく、「ターゲット(沖縄の大人)の視点」に立って、座標軸の中から3つの魅力を絞り込みました 。その選定理由は、飴玉のような形をした「キャンディーチャート」を使い、誰もが納得できる「根拠」として明文化していきました 

「目的が変われば、選ぶ魅力もガラリと変わる」という視点を、先生方自身が身をもって体感する貴重な時間となりました 

💬 研修を終えて&次回のステップ

参加した先生方からは、さっそく「他の教科でもこの思考ツールを使ってみたい!体験会をしたい」という前向きな声が上がっています 

今回の研修では「収集・整理・選定・理由づけ」までを行いましたが、次回はさらにステップを進め、決まった内容をどのようにまとめ、相手に伝えるかという「アウトプット(表現・まとめ)の方法」について扱う予定です 

子どもたちに「調べたい!解決したい!」という火をつけるため、先生たちも日々、アップデートを続けています