子どもを「文学嫌い」にさせないために
- 公開日
- 2025/09/12
- 更新日
- 2025/09/12
教育研修課
令和7年 9月4日(木)、神戸常盤大学 教育学部 山下 敦子 教授にお越しいただき、「系統性を意識した授業づくり」と題して講義・演習をおこないました。
研修を通して各学年で学んできたことを螺旋状に繋げていくための意義や必要性などについての多くの気づきを得ることができました。
受講者からは
「教材研究において系統性を意識する重要性を再確認ができ、また、他の先生との交流を通じて新たな視点に気づきました。子どもたちにも新しい価値観に気付く授業を実践していきたいです。」
「『注文の多い料理店』を読んだ子どもたちが、1年生のときに読んだ『スイミー』を読んで、改めて文学としてのお話の良さに気づくという流れは、ついた力を活かせる言語活動だなと参考になりました。どうしても教材を読み始めると、こう読ませたい、こう考えさせたいと一生懸命になりすぎて、子どもとしては嫌気がさしてしまうことがあるだろうなと感じたので、必要なことは何かを焦点化して教材の核心をつけるようにしたいです。」
「国語科に限らず、すべての教科において『教材研究』『授業づくり』における重要なポイントに気づかせていただきました。早速、自分の授業づくりに活かし、同僚の先生方へ伝えていきたいです。」
などの振り返りがありました。
自身の授業改善に向けた見通しと意欲が、これからの授業実践につながっていきます。