10月22日(水)、輝きプラザきららにて『生徒指導Project Team』の第4回会議を開催しました。今回のテーマは「ちがう場所、おなじ願い」。第3回・第4回を連続企画として位置づけ、第3回ではメンバーがそれぞれ希望する4つの施設、「支援学校」「フリースクール」「幼稚園」「少年鑑別所」を視察しました。第4回では、その体験をもとに感じたことや気づきを共有し合う協議の場としました。
この企画のねらいは、一見すると公立小中学校とは異なるニーズをもつ施設のように見えても、「子どもの成長を支える」という根本は同じであることを再確認することにあります。各施設で大切にされている考え方や、子どもとの関わり方に触れることで、「安全・安心な学校づくり」への新たなヒントを得たい、そんな思いからこの取組を企画しました。
第4回では、まず「同じ施設を視察したメンバー同士」で話し合う協議①を行い、その後、「異なる施設を視察したメンバー同士」で意見を交わす協議②へと発展させました。立場や経験の異なる先生方が、それぞれの視点を交えながら対話することで、多様な学びが生まれました。
参加者からは、「ちがう場所でもめざしているところ、想いは同じなんだなと気づきました」「子どもの気持ちをしっかりと聞く姿勢は、どの施設でも大切にされていると感じました」「否定しない声かけの大切さを改めて実感しました」といった声が寄せられました。それぞれの感想からも、安全・安心な学校づくりのヒントが数多く見えてきました。
本プロジェクトは今後も、「現場での実践につながる学び」を大切にしながら、チーム一丸となって取組を進めてまいります。