★福岡県小郡市の小学校長会の視察を受けました★
- 公開日
- 2022/12/02
- 更新日
- 2022/12/02
教職員課
11月30日、福岡県小郡市の小学校長会の皆様が、本市の学校現場における働き方改革について、視察に来られました。
午前中は教育委員会事務局にて本市のこれまでの取組についてご説明させていただきました。
■共通の目標を軸とし、学校の主体的な取組を大切にした進め方
■管理職対象の研修、有益な情報の共有の仕方
■子どもの学力、楽しい学校生活の実現
■合理化だけではない、時間のかけ方
などが印象的だったとの感想をいただきました。
午後からは業務改善推進校である東香里小学校を訪問し、取組の目的、実践、成果などを説明していただきました。
教職員の声として強いのは「子どもたちのためにもっと授業改善に時間をかけたい」ということ。わくわくする授業・未来を考えながら業務改善を進める教職員の姿と、今の学校現場にとって業務改善は「必須」であり、変革なくして学校が時代の変化に対応できない、良い人材が集まらないとの思いでエネルギッシュに推進する管理職の姿がそこにはありました。
遠方の学校同士、文化の違いは多々あるものの、同じ悩みや大切にしてきた思いを交流・共感し、刺激をもらうことができました。質疑応答では西村校長先生、上田教頭先生から
■生み出された時間で学年会や研修の機会を充実させることは教育の質の向上につながる
■生徒指導対応をゼロにすることは不可能だが、対応や共有の仕方、フォロー体制の強化などで負担感の軽減はできる
といった話に、小郡市の校長先生方と「形を変えても削ってはいけないものがある」と確認し合うことができました。
働き方改革の推進がきっかけでつながった多くのご縁をモチベーションとし、今後も学校とともに取組を進めて参ります。