【教育政策課】インターンシップから見た教育委員会(PBLチャレンジネットワーク)
- 公開日
- 2025/02/26
- 更新日
- 2025/02/26
教育政策課
私は教育委員会のインターンシップに参加した実習生です。
インターンシップでは、不登校支援や図書館活動の学習、イベントのアンケート集計、生活をサポートする自助具などを作る団体「夢工房」の視察や学校を訪問して授業の見学を行いました。
その中で私が紹介したい取り組みが、「PBLチャレンジネットワーク」についてです。PBLとは子どもの主体的な学びを重視した課題解決型の探究学習です。PBLチャレンジネットワークでは、PBLを専門とした外部講師と市内小中学校の先生が、PBLを取り入れたこれからの授業の在り方について議論を深めていました。この取り組みを見学して私が最も印象に残ったことは先生方の熱意です。「子どもに様々なことを体験させてあげたい」「子どもの自由な発想を伸ばしたい」と、子どもにとってより良い学びにつながるように真剣に取り組んでいました。先生がこのように学び続けていることや、より良い授業づくりに悩んでいる姿を知らなかったので、先生ってすごいと思うと同時に、子どもたちから見えないところで頑張ってくださっていたことに感謝しようと思いました。また、生徒の主体性の尊重と集団活動を同時に成り立たせることの難しさや、教育のために先生が学ぶ場が増えてほしい一方で、先生の負担も考えないといけないという難しさも感じました。
PBLなどこれからの社会に応じた新たな学びの提供や、それらを適切に教えるための先生たちの自己研鑽が学校現場で生かされ、子どもたちの未来を生きる力につながっていくことに期待しています。