“学校に行かない”はダメじゃない。社会で育てる子どもたちの未来
- 公開日
- 2025/07/07
- 更新日
- 2025/07/04
児童生徒課
最近、「不登校」という言葉を耳にする機会が増えた方も多いと思います。
でも、「学校に行かない=悪いこと」と思ってしまっていませんか?
実は、国の考え方も大きく変わってきています。
以前は「とにかく学校に戻すこと」が大切とされていましたが、
今では「学校に行かないことを責めずに、その子の“これから”を一緒に考えよう」という考えに変わってきています。
大切なのは「社会の中で自立して生きていけること」
不登校の子どもたちのなかには、人間関係に悩んでいたり、心が疲れていたりする子もいます。
そんなとき、無理に学校に戻そうとすると、かえって苦しくなることも。
だから、今は「学校に戻すこと」だけをゴールにしないようにしています。
めざしているのは、“社会の中で自分らしく生きていく力”を育てることです。
🏠 市としての取組:さまざまな“居場所”をつくっています
子どもたちが安心して過ごせるよう、枚方市ではいくつかの「居場所」を用意しています。
- 学校の中にある教育支援ルーム
- 学校の外にある教育支援センター(ルポ)
- 生活習慣形成や学習の見守りを行う児童育成支援拠点(ふらっと)
- 学校外で学習や相談などの支援をしているフリースペース
これらの居場所では、勉強だけでなく、趣味の活動や人とのやり取りなどを通して、子どもたちが少しずつ元気を取り戻せるよう、サポートしています。
そのほかの居場所については「枚方市子どもの居場所サポートガイド~不登校支援ガイド~」をご覧ください。
https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000046/46368/kodomonoibashoSPG.pdf
「学校に行かない」という選択肢をしている子どもたちも、毎日がんばっています。
私たち大人ができるのは、その子の今と未来を一緒に見つめること。
これからも“誰ひとり取り残さない支援”を続けていきます。」