枚方寝屋川消防組合による救急救命講習を実施!!
- 公開日
- 2026/05/19
- 更新日
- 2026/05/19
研修
子どもたちの安全を守り、いざという時に迅速かつ的確に行動できるよう、本校の体育館にて教職員を対象とした救急救命講習を実施しました。
今回は枚方寝屋川消防組合から講師の方々をお招きし、スライドを用いた座学と、訓練用人形を使った実技を交えた実践的な研修となりました。
■ 救命処置が未来を分ける:座学での学び
講習の前半では、心臓突然死やAED(自動体外式除細動器)の重要性について、データをもとに詳しく学びました。
身近に潜むリスク 日本国内では、年間約9万人(令和5年版データ)もの方が心臓突然死で亡くなっており、そのうちの約70%が自宅で発生しています。学校生活だけでなく、誰にとっても「いつでも、どこでも、誰にでも」起こりうる身近な問題であることを改めて痛感しました。
生存率を高める「1分1秒」の壁 心臓が停止すると5〜10秒で意識を失い、呼吸が止まってわずか4分で脳に深刻なダメージが及んでしまいます。しかし、心臓が原因の心停止であっても、その場に居合わせた人が胸骨圧迫やAEDによる適切な応急処置を行うことで、1ヶ月後の生存率が大きく跳ね上がる(AED使用時は54.2%)という具体的な数値に、教職員一同、身が引き締まる思いでした。
■ 「いざ」という時に動けるために:実技と救護の手順
後半は、講師の方のお手本を見ながら、倒れている人を発見した際の4つの基本ステップを確認・実践しました。
安全を確認する (左右、上、頭上の安全を確認し、二次災害を防ぐ)
反応(意識)を確認する
人を集めて、119番通報とAEDを依頼する
普段通りの呼吸があるか、胸やお腹の動きを確認する
実技訓練では、手首のシワや骨、筋の位置から正しく「脈を探り当てるコツ」を教わり、実際に訓練用人形で胸骨圧迫の手順やAEDの連携を確認しました。
日常的にどこにAEDが設置されているか(学校、コンビニ、公民館、駅など)を把握しておくこと、そして「とっさの救命処置」に戸惑わないための心の準備が何より大切です。
今回の研修を通じて、学校内だけでなく、地域や一歩外に出た社会の中でも「救える命」に向き合う覚悟と技術を深めることができました。
枚方寝屋川消防組合の皆様、丁寧かつ熱心なご指導をいただき、本当にありがとうございました。